ライクスミュージアム(アムステルダム国立美術館)で2023年2月10日から6月4日までの日程で始まったフェルメール展はチケット販売から3日間で用意された約45万枚数が完売。販売初日には同美術館のホームページにアクセスが集中してダウンする事態に陥った程である。現在、チケット販売のページではチケットは売り切れと表示され購入できない。
なぜこれほど人気なのか?
これほど多くのフェルメールの絵画が同時に同じ展示会に飾られたことは前例がなく、同美術館は今回のフェルメール展を『「一生に一度。」ではなく「今しかない。」』 として開催を発表。日本を含む、7カ国の14の美術館と個人コレクションが今回の展示会の為に貸し出された。フェルメールは合計 37 作品を制作し、9作品が行方不明とされており、現在28作品がアムステルダム国立美術館で今回展示されている。また代表作の「真珠の耳飾りの少女」はオランダのハーグにあるマウリッツハイス美術館に返却が決まっており、3月30日までの期間限定の展示となっている。
追加のチケット販売はあるのか?その入手方法は?
まるでポップスターのコンサートのチケットが一瞬で売り切れる、その様な現象となったフェルメール展の今後のチケットの追加販売ついて美術館側は夜間の開館時間の延長などを行いチケットの追加販売を検討している。来館者がきちんと絵画の鑑賞を楽しめる様にバランスが重要であると語っており、購入希望者については、ライクスミュージアム(アムステルダム国立美術館)のホームページを常に確認して更新情報を待つ様に述べ、3月6日に情報のアップデートがされる予定である。具体的には現時点ではまだ決まっていない。