Nederlandse Spoorwegen (NS) は、来年の新料金を発表し、2023年1月1日からチケット料金が平均4,3%上昇し、2等列車のチケットは5,5%値上げされる。
人手不足が続いているため、NSは過去数週間にわたり多くのサービスを削減せざるを得ない、また給与の上昇とエネルギーや燃料の高騰により、他のオランダの公共交通機関と同様に、2023年の鉄道会社の料金も引き上げられる予定である。
NSは毎年、インフレと運営コストの上昇に対応するために料金を調整しており、2023年も同様である。木曜日の朝、同社は1月から列車を利用する乗客が平均して4,3%の追加料金を支払うことになると明らかにした。国際線の料金は平均5%上昇する予定である。
また消費者団体などは、NSのチケット価格の引き上げを非難。「列車本数が少なくなり、所要時間が長く、満員で乗り換えが多いのに、大幅な値上げは正当化できない。」 と述べている。
NSはコロナウイルスの大流行と乗客へのコスト上昇の影響を抑えようとすることに加え、オランダの公共交通機関への課税を軽減するため、付加価値税率を0%にすることを検討するようオランダ政府に要請したと伝えられている。