スキポール空港が空港の収容能力を大幅に拡大するための新ターミナルの入札を準備していると報じている。計画には10億ユーロ以上の費用がかかり、2032年に建設が完了する予定とされている。
当初の計画では、年間1,400万人の旅客を収容するスペースが確保されており、現在のキャパシティーの問題を解決し空港の他の部分を改修するために余分なスペースが必要だという。
しかし、この拡張計画はスキポール空港の発着回数を減らすという閣議決定と矛盾しているように見える。6月末、インフラ担当大臣は2023年11月から離着陸回数を年間50万回から44万回に減らすと発表した。
このスキポールのターミナル計画は最近出た話ではない。2017年に建築事務所KAAN Architectenがターミナルの設計に選ばれた。しかし、パンデミックとそれに伴う渡航制限のため、2020年に建設のための入札が中断された。
現在、スキポール社はこのプロジェクトの再開について公式な発表をしていない。