オランダで働くウクライナ人4,300人以上に

ウクライナからの難民4,300人以上が現在オランダで働いていると、福利厚生機関UWVが雇用主からのデータをもとに報告。難民は主に職業紹介所を通じて、農業や園芸の分野で働いている。ウクライナ難民の多くはアムステルダムとハーグ周辺で働いている。

UWVへの登録の約40%において、ウクライナ人難民は雇用代理店を通じて働いている。彼らは製造業、清掃業、倉庫業などの仕事に就くことが多く、約11パーセントが農業や園芸業に従事。飲食業も11パーセントを占めている。ビジネスサービス業が9パーセントと続く。難民はすでに輸送や物流の仕事にも就いているという。

現在、オランダのウクライナ人難民は合計47,930人が個人記録データベース(BRP)に登録されている。そのうちの10%近くが現在雇用されているという。雇用主はウクライナ難民の労働許可証を申請する必要はない。しかし4月以降、ウクライナからの難民を雇用した場合、UWVに報告する必要がある。これによって不当な条件などの労働を防止する為とされている。雇用主がウクライナ人難民を雇用したことを報告しなかった場合、罰金を科せられる可能性がある。

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