KLMのストライキによりスキポール空港は大混雑

スキポール空港では、KLMオランダ航空の地上職員による突然のストライキにより、休暇を過ごす人々が空港に押し寄せたため、約63便がキャンセルされ数十便が遅延した。スキポール空港は長蛇の列、過密状態の中で安全上の懸念から旅行者に空港に来ないようにと呼びかけている。

この呼びかけは土曜日の午後3時前に出発する人に適用され、KLMオランダ航空便を利用する人に限らず、すべての航空会社の乗客が対象となる。旅行者は航空会社に問い合わせるようにとアナウンスされている。

2年間のパンデミック規制の後、5月の連休に国外への旅行者が増えている。またKLMオランダ航空と提携するデルタ航空やエールフランス航空はKLMオランダ航空の従業員約150名のストライキにより航空機から手荷物を降ろすことができない状態となっているという。

ターミナル内では出発を待つ旅行者から乗り遅れたことへの不満の声があがっている。入り口には救急隊員が待機、空港内のアナウンスでは混乱は旅行者の多さとストライキが原因であると説明している。

KLMオランダ航空、スキポール空港、労働組合FNVはいずれもストライキがいつまで続くかわからない見通しである。

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