最近、オランダのユトレヒトやライデンで、マクドナルドの新しい広告が設置された。これは、赤と黄色の何も描かれていない香り付きの広告看板で、通行人の食欲をそそり、商品購入を促すことを目指している。
世界で初めて導入されたこの香り付き広告看板は、アムステルダムに本拠を置く広告代理店TBWA\Nebokoと製作会社のRaul&Rigelが共同で開発。広告看板はマクドナルドのフライドポテトの香りを放つよう設計されており、食欲を刺激するために特別に作られている。
この広告は、内部の加熱と換気システムが香りを発生させて、近くを歩く人々にフライドポテトの香りを感じさせるように設計されている。
マクドナルドのオランダ法人は、「香りは画像よりも鮮明で感情的な記憶を呼び起こすのに効果的であることが証明されており、この新しい感覚を広告に取り入れることで、マクドナルドでの楽しい時間を思い出させる新しい方法となっている。」とコメント。
この広告看板はマクドナルドの店舗に近い戦略的な場所に配置されており、マクドナルドは感覚を使ったマーケティングに一層積極的に取り組む意向を示している。