オランダのスーパーマーケットで様々な食品の価格がようやく下がりはじめる。

オランダでは何ヶ月も値上げが続いていたスーパーマーケットの価格がようやく下がり始めた。キュウリ、イチゴ、ナス、メロンが1年前より安くなっている。

日用食料品の価格低下の背景には様々な要因があるという。例えば、今年の春は天候に恵まれたため、豊作であった。キュウリは生産過剰で価格が下がっている。また、鳥インフルエンザの規制が解除されたため、卵の価格が安くなっている。エネルギー価格が下がっているため、価格を下げる余地も増えている。

乳製品の価格も下がっていて、今年の初め、バターは2022年3月と比べてまだ25%も高かった。今年に入ってからバター、牛乳、卵の価格が下落している。スーパーマーケットにおけるバターと牛乳の平均価格は、1月以来15%下落している。

一方、パン、紅茶、チョコレートなどの価格は上昇を続けている。またこの半年で、玉ねぎ1キログラムの平均価格は1,19ユーロから2,30ユーロへとほぼ倍増した。

オランダ統計局によると、先月のオランダのインフレ率は5.7%。食品価格は1年前よりは13%高い状態となっている。

オランダの食品価格は6ヶ月で15%上昇、調査結果で明らかに。
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