オランダでは今夜、日曜日未明にサマータイムが始まり、時計が1時間進む。具体的には、日曜午前2時に時計が午前3時に変更される。この夏時間は10月27日まで続き、その後は再び冬時間に戻る。
サマータイムの導入により、日が長く、夜が短くなる。これはヨーロッパ諸国の多くでも採用されている制度だが、長年にわたり議論の的になっている。
過去には、EU内で時計の切り替えを廃止する提案が浮上したこともあった。この提案は、加盟国ごとに「夏時間」か「冬時間」のどちらかに固定することを可能にするものだった。2021年には欧州議会を通過したが、最終決定を下す欧州理事会では結論が出ておらず、現状では切り替え制度が継続中。
オランダでは1916年にサマータイムを導入。その後1976年に廃止されたが、1996年に現在のような夏時間・冬時間の切り替えが再開された。
サマータイム(Daylight Saving Time)は、日照時間を有効活用して照明などのエネルギー消費を抑えることを目的とした制度。しかし、その効果を裏付ける明確な証拠は乏しい。
また、体内リズムが乱れ、睡眠障害や集中力の低下を引き起こすとの指摘もある。サマータイムの是非を巡る議論は、今後も続くとみられる。