世界的なWindowsの障害によりオランダのスキポール空港も大混乱。KLMはほとんどのフライトを停止。空港利用の際は注意が必要。

サイバーセキュリティ会社Crowdstrikeのソフトウェアのエラーにより、世界中のWindowsコンピューターがクラッシュしている。スキポール空港も影響を受けており、オランダの航空会社KLMは、世界中の企業や組織、航空会社に影響を与えているコンピューターシステムの障害に対処するため、19日金曜日のほとんどの運航を停止すると発表。

問題はサイバーセキュリティ会社Crowdstrikeにあり、Windowsはこの会社のサイバーセキュリティソフトウェアを使用している。最近のアップデートにより、Windowsコンピューターが再起動を繰り返す「ブートループ」状態になる問題が発生しており、世界中から報告が寄せられている。

このソフトウェアはランサムウェアなどのサイバー脅威から保護するもので、システム上に広範な権限を持っているため、問題がコンピューターに重大な影響を及ぼす可能性があるという。CrowdstrikeのソフトウェアはWindowsコンピューターとサーバーの両方で動作するため、その影響は大規模になる恐れがある。

夏休みシーズンの最中の繁忙期にこの状況が発生したことで空港は混乱する恐れがあるので、利用の際は注意が必要である。

オランダ、スキポール空港をこの夏の繁忙期に利用する際に知っておくべき便利な情報。
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