オランダ代表は2日火曜日、ミュンヘンのアリアンツ・アレーナで行われた2024年欧州選手権の試合でルーマニアを3-0で下し、準々決勝進出を決めた。ドニエル・マレンが途中出場し、コーディ・ガクポの先制点に続いて2ゴールを挙げた。オランダは次のラウンドでオーストリアを下したトルコと対戦する。
ルーマニアが試合の序盤は優勢であったが、先制点を奪ったのはオランダ。試合開始19分、コーディ・ガクポが今大会3ゴール目を決めた。ウィンガーのガクポはボールにほとんど触れていなかったが、ウィングでパスを受け取った後、内側に切り込み、ゴールを決めた。ガクポの得意技となりつつあるこの動きは、ルーマニアのゴールキーパー、フロリン・ニタの手を経てゴールネットを揺らした。
このゴールで試合の流れが一変し、オランダが主導権を握ることになった。後半も前半と同様に進み、2点目がついに83分に訪れた。再びガクポが起点となりボールをキープし、ゴール前のマレンにパスを供給しマレンは簡単にゴールを決めることができた。
マレンは試合終了間際のアディショナルタイムにも2点目を挙げた。2人のルーマニアディフェンダーをドリブルでかわし、ゴール近くから強烈なシュートを放ち得点を獲得。
オランダにとって素晴らしいパフォーマンスの締めくくりとなり、次回の準々決勝ではトルコと対戦。試合はベルリンで土曜日に行われる。
また、今回の試合では数千人のオランダサポーターがミュンヘンを行進し、対ルーマニアの試合に向かう行進が話題となっている。