オランダがEUで2番目に高い幸福度を誇る。

オランダはEUで2番目に高い幸福度を国に選ばれる。これは、オランダ統計局（CBS）による最新のデータに基づいている。新たなデータによると、スウェーデンに次いで2位にランクイン。一方、EUの最新加盟国であるクロアチアは最下位に位置している。

EUランキング：広範な繁栄と幸福度に焦点

このランキングは、EUの27カ国を比較し、豊かさ、福祉、個人の成長を評価する23の主要指標を用いて各国の幸福度を評価。オランダは23の指標のうち14で高得点を獲得し、「社会的信頼」という指標で特に良い成績を収めた。これは、個人が他の人々、特に見知らぬ人々や一般市民に対して信頼感を持っているかどうかを測る指標で、また法的制度や公共サービスが公正かつ効果的に機能すると信じている度合いを表している。しかし、オランダは「住宅比率」と「女性の健康寿命」の2つの指標では多くの他国より低いスコアを記録。

この比較は、EU27に住む人々の「ここで今」の広範な繁栄に焦点を当てており、将来世代の機会や過去の世代の成果や失敗については考慮されていない。使用された23の指標はテーマごとにグループ分けされ、オランダは労働と休暇のカテゴリーでEU内で最高の国としてランク付けされた。

スウェーデン、オランダ、アイルランドがトップに

このランキングによると、EUで現在最も広範な繁栄を享受している3カ国はスウェーデン、オランダ、アイルランド、オーストリアです。これら4カ国は、健康と余暇のテーマで特に目立っており、デンマークも全体で5位にランクイン。

この調査はまた、人々が友人や家族、隣人とどれくらい頻繁に接触するかについても調べ、オランダはこの指標で高い評価を受けた。オランダでは74.6％の人々が少なくとも週に一度は家族や友人と連絡を取っている。対照的に、この指標で最下位のハンガリーでは、わずか19.8％の人々が週に一度家族や友人、隣人と連絡を取っている。

ハンガリーや、2004年にEUに加盟した他の旧共産主義国のポーランドなどは、全体のランキングで下位に位置。またスペイン、ポルトガル、ギリシャ、イタリアなど、経済があまり強くない南ヨーロッパの国々も低い評価を受けている。