アムステルダムで30 km/速度制限を施行するためのスピードカメラの導入が開始。規制が強化される。

2024年6月1日(土)から、オランダのアムステルダムの一部地域では30キロの速度制限を施行するためにスピードカメラが導入される。オランダの公共検察庁(OM)は、この形の速度制限の施行が効果的かどうかを実験することを望んでおり、他の都市もアムステルダムに倣って最高速度を下げる動きが広がっている。

6月1日から、固定スピードカメラは、30 km/hの速度制限に設定される。この速度を超えて走行した場合、違反として罰金が科される。また様々な場所でも新設のスピードカメラが配置される予定となっている。

昨年の12月8日からアムステルダム市内の大部分で30 km/hの速度制限が実施されているが、最大速度30 km/hに慣れるための6ヶ月間が経過し、この間に約4,500枚の標識を設置、いくつかの場所で道路レイアウトを調整されてきたが、今回のスピードカメラ導入により規制が強化されることとなった。

アムステルダムでは、30 km/hの速度制限を超えると罰金が科される。具体的には、速度超過の程度によって異なる罰金額が設定されている。例えば、制限速度を10 km/h超過した場合、罰金は30ユーロ程度となるが、より大幅に超過した場合には罰金額が増加し、例えば21 km/h以上の超過では277ユーロの罰金が科される可能性がある。

速度制限の施行は交通安全の向上を目的としており、特に自転車や歩行者などの弱者の安全を確保するための措置となっている。アムステルダムの道路を利用する際には、スピードカメラによる新たな速度制限に十分注意が必要である。

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