オランダ外務省は、フランス政府が国内のセキュリティ脅威レベルを最も高い状態に引き上げた後、フランスへの渡航者に対する警告を発表。

オランダ外務省は、フランス政府が国内のセキュリティ脅威レベルを最も高い状態に引き上げた後、フランスへの渡航者に対する新たな警告を発表。この「緊急」の評価は、モスクワの音楽会場でのテロ攻撃が少なくとも137人の命を奪った後、フランスのアタル首相によって先週金曜日に出された。

アタル首相は、「イスラム国がこの攻撃の責任を主張し、私たちの国にかかる脅威があるため」と述べ脅威レベルを引き上げた。オランダのマーク・ルッテ首相は速やかにこの攻撃を非難し、「暴力のニュースや画像は骨まで冷える」と述べた。

オランダの市民にフランスを避けるようにとは言われてはいないが、外務省はフランスに対してより厳しいコードイエローの渡航アドバイスを出している。この色コードは「特別な安全リスクがある」ことを示している。

外務省は「多くの人々が集まる場所、特に都市部では警戒が必要」と述べ、フランスの脅威レベルの引き上げが主に都市部に影響を与えるとしている。誰もが大規模な文化的およびスポーツイベントでの追加の安全対策に備えるべきと注意喚起している。パリは数ヶ月後にオリンピックを開催する予定となっている。

またフランス当局がより厳格な身元確認を行うことが予想されている。さらに、放置された荷物や怪しい荷物には近づかないように注意されている。

昨年、12月2日のエッフェル塔近くでの攻撃が1人の死者と複数の負傷者を出した後、パリ地域のみが強化されたセキュリティ脅威レベルの下に置かれていたが、警報は先月解除されていたばかりであった。

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