アムステルダム市は、特定のエリアで電動アシスト自転車の速度を自動的に制限する新システムのテストを開始。このソフトウェアは、学校や病院など、慎重な運転が求められる場所での衝突を防ぐことを目的としている。
このシステムは、Townmaking Instituteによって開発されたもので、ヨーロッパの6都市で試験的に導入されている。このシステムは学校周辺、公園など特定のエリアに入ると電動自転車のペダルアシストがオフになり、速度が時速15キロメートルに制限される。または雨や雪などの悪天候下で電動自転車が安全な速度で運転するように制限する。
一方でプライバシーの侵害に対処するために、アムステルダム市当局は、この技術の実施については、適切な立法を確立するために欧州委員会との合意を得た後にのみ行われることを強調。さらに、速度制御が自動的に行われるのか、運転者への通知を介して実行されるのかなど、装置の具体的な機能についてはまだ具体的には明らかにされていない。