ゴッホ美術館とポケモンのコラボレーションのピカチュウのポケモンカードが10日(土曜日)からオランダの小売店舗で販売が開始される。

オランダのポケモンの商品を扱う小売店では、2024年、2月10日土曜日からゴッホ美術館とポケモンのコラボレーションアイテムのピカチュウのポケモンカードが取り扱いされる。アムステルダムのゴッホ美術館で開催されたポケモン展に参加した来館者への特典として製作された「灰色フェルト帽子をかぶったピカチュウ」は、転売業者が何度も美術館を訪れて、できるだけ多くのカードを手に入れようとしたため、多くの人がこのプロモーションから締め出され、カードの配布は中止となった。また数人の美術館の従業員も、カードの横領などの展示会をめぐるスキャンダルに関与していたとされて大きな問題となった。

このカードは、ピカチュウをゴッホの有名な自画像風に表現され人気となっており、配布が中止された後もポケモンカンパニー・インターナショナルに対して、オランダで再び販売されるかどうかファンからの問い合わせがあったという。

このコラボレーションカードは、ポケモンカードゲーム商品を少なくとも29.99ユーロ購入した顧客にプレゼントされる予定。今回のプロモーションに参加する店舗には、Bruna、Game Mania、Intertoys、Media Markt、Primera、Smyths Toys Superstores、Top1Toys、その他の専門店が含まれる。

ポケモンカンパニー・インターナショナルはプロモーションのために生産されたカードの正確な数を明らかにしておらず、一人当たりのカードの厳格な制限があると述べているが、これがどのように管理されるかについては分かっていない。

ポケモンとゴッホ美術館のコラボレーション展は、アムステルダムの美術館にとって大きなヒットとなった。9月28日から1月7日までの期間中、ほとんどの時間帯のチケットが売り切れたが、同時に美術館には、どんな手段を使ってでもカードを手に入れようとする転売屋に対して対策ができていなかった。

多くのカードがeBayや中古品のウェブサイトで数百ユーロで販売されていることが判明し、その他のコラボレーションのグッズに関しても同様でポスターやレプリカの絵画、ポストカードなどが転売されていた。

美術館は12月中旬に、不正行為の疑いがある4人の従業員を解雇。これらの従業員は、ピカチュウのカードをどのようにして手に入れることができるかについての内部情報を外部に提供したとされており、1人の従業員はカードの箱全体を盗んだとされている。

また、ゴッホ美術館のスタッフは、美術館のショップで販売されていたレプリカの絵画を割引価格で購入し、その後、eBayやオランダなどで約2,500ユーロで転売したと非難された。美術館側はこの件については調査中であるとして、このようなことが起こるはずがないとも語っている。

一連の出来事は、ポケモンとゴッホ美術館のコラボレーションが引き起こした予想外の問題となった。しかし、新たに印刷されたカードの配布により、ポケモンカンパニー・インターナショナルとファン・ゴッホ美術館は、今回の再販において過去の問題を解決し、より多くのファンが公平に手に入れれるように再販を実施する。

ゴッホ美術館の職員が、ポケモンとのコラボレーションで販売されていたピカチュウの絵画を密かに転売。大好評であった裏で職員を狂わせた今回のコラボレーションの展覧会。
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