オランダ・アムステルダムのライトフェスティバルを訪れた人数が100万人を超える。盛況のまま幕を閉じた。

今年の11月30日に開幕し、1月7日に幕を閉じた第12回アムステルダム・ライトフェスティバルに、100万人以上の訪問者が集まった。これはコロナウイルスのパンデミック以前には平均75万人だった訪問者数を上回る、2年連続の記録となった。

このフェスティバルでは、アムステルダム中心部の運河沿いに設置された光のアート作品を、ボート、道路、自転車道から鑑賞することができる。今年は「新進気鋭のアーティストとフェスティバルのベテラン」によって特別に作成された光を使った24のアート作品が展示された。

今シーズンのテーマは「LOADING… Revealing Art, AI and Tech」で、アーティストたちはテクノロジーと人工知能が日常生活に与える影響に焦点を当てた。最新版のルートは1キロメートル拡張され、合計で7.5キロメートルに及び展示された。参加者は徒歩または船でルートを探索でき、アートワークは特定の順序はなく、訪れる人々はどこからでも始めることができる。また7.99ユーロ支払うとアートワークの場所や詳細な情報が記載された徒歩ルートマップにアクセスできる。アプリは50,000回以上ダウンロードされたと主催者は発表。船での約75分間のツアーチケットもフェスティバルのウェブサイトで26.50ユーロで販売されて好評となっていた。

次回のフェスティバルは2024年11月28日に開幕し、2025年1月19日に閉幕。テーマは「Rituals(リチュアルズ・儀式)」になる予定である。

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