オランダのアムステルダムでは、21日、土曜日にミュージアム広場に設置された特別な庭園を訪れ、「チューリップの日」を祝った。午後1時頃、来場者は無料でチューリップの束を摘み持ち帰れることができた。当日、会場は来場した人々が長蛇の列をつくり、ミュージアム広場の周辺では袋いっぱいのチューリップを持った人でいっぱいとなり、大盛況となった。
この特別なイベントのために、様々な品種や色の20万本以上の切り花チューリップが植えられた。今年の「チューリップの日」のテーマは「Let’s Dance!(踊ろう)」で、特別ゲストのDJハードウェルが迎えられ開園。オランダは真冬で大半の球根畑は雪に覆われているが、チューリップ産業のシーズンの始まりを迎えている。チューリップは通常、4月中旬に開花する。特にオランダのチューリップが有名なのはキューケンホフ公園で、2024年は3月21日に開園を予定している。
キューケンホフ公園は、オランダのリッセにある世界的に有名な公園で、特に春のチューリップの季節に知られている。毎年、この公園は約8週間だけ一般に開放され、この期間中に何百万もの球根花が咲き誇る。キューケンホフは「ヨーロッパの庭園」とも呼ばれ、約32ヘクタールの広大な敷地には、50万本以上のチューリップを含む、さまざまな種類の花々が植えられている。
現在では、キューケンホフはその壮大な花壇、風車、池、遊歩道、そしてアート作品で知られ、春の間だけ一般公開されている。花の展示は毎年異なるテーマに基づいており、訪問者は花々の壮観な美しさと、公園の静かで自然豊かな雰囲気を楽しむことがで、子供向けのプレイエリア、レストラン、カフェ、お土産店も備えており、一日中楽しめる家族向けの観光地としてオランダの春の象徴として、世界中から多くの観光客を魅了し続けている。
「チューリップの日」は通常、1月の第3土曜日に開催される。