オランダは2024年1月1日から法定最低賃金を3.75％引き上げられる。21歳以上の従業員の法定最低賃金は1時間あたり13.27ユーロに設定される。価格水準に基づく通常の調整（指数化）に加えて、既存の月額率に代わる最低時給が導入される。
現在、最低賃金は月単位で計算されており、従業員が週に36、38、または40時間働いても関係がなかった。週に36時間働く人と週に40時間働く人はどちらも月に1,995ユーロとなっていた。法律が改正され、均一な最低時給が採用され、結果として、週に40時間働く人は週に4時間分の給与を受けとる。これにより、平均してこのグループは時給が15％以上増加することになる。また週に36時間働く人の給与増加率は3.75％となる。したがって、週に36時間働くフルタイムの労働者は月に2,070ユーロを得ることになる。週に40時間働く最低賃金労働者は2,300ユーロとなる。
