オランダで旧刑務所をホテルとアパートにリノベーションする計画が話題。

オランダのアーネムにある旧刑務所「Koepelgevangenis」が、137室のホテル、50室のアパート、およびさまざまな商業機能にリノベーションされる計画が進行中。

「Koepelgevangenis」は1886年に完成したアーネムの旧円形刑務所であり、ハーレムとブレダにある同様の様式の刑務所が現存している。

2015年に刑務所としての機能を停止して以来、「Koepelgevangenis」は住宅地区に位置しているという課題から再開発が難航。この大規模な施設の保存のためには、建物に新しい用途を与えることが不可欠となっていた。空の建物は劣化を招き、維持費もかかる点も問題となっていた。

提案されたゾーニングプランにより、アパート50室と137室のホテルが建設され、レストラン、会議スペース、ワークスペース、また囚人の生活が体験出来るエリアなど、さまざまな商業施設が備わる。内庭には公共スペースも設けられ、緑豊かで自然に包まれた環境となる。

アーネム市議会は「Koepelgevangenis」に関する最終決定を2024年上半期に行う予定。また昨年、ハーレムの旧円形刑務所も高等教育機関にリノベーションされている。

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