Appleの新システム「Tap to Pay」がオランダでサービス開始。iphone自体が決済端末に。

アップルはオランダで新しい決済プラットフォーム「Tap to Pay」を正式に開始した。

2022年初頭、アップルはアメリカでiPhoneに「Tap to Pay」を導入する計画を発表。それから約1年半が経過し、このシステムはオランダでも正式に開始され、全国の「小規模事業者」と「大規模小売業者」に決済の選択肢が広がった。

「Tap to Pay」を使えば、企業は追加のハードウェアや機器を購入することなく、iPhone自体を決済端末として顧客との決済に使うことができる。この決済システムは、「apple pay」だけでなく、クレジットカードやデビットカード、その他のスマートフォンやデバイスの決済サービスとも連動する。

屋台などの屋外の店舗でも簡単に決済システムが導入できる点が利点である。ただし「Tap to Pay」は現金等を取り扱う既存のレジシステムとの連携は考慮されていない。

「Tap to Pay」の開始が顧客の買い物体験に与える新しい影響はほとんどないが、このシステムでは、iPhoneを決済端末として使用することで、非接触型で安全で簡単な方法支払いを受け取ることができる。

決済プラットフォームのAdyenとSumUpがこの新機能を最初に提供し、RabobankやRevolutなど他のオランダの銀行や企業も後日追随する見込みである。

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