オランダ統計局(CBS)が発表した最新の数字によると、オランダで営業しているオンラインショップの数が実店舗の数を上回った。
オランダでは、オンライン・ショッピングが大ブームとなり、今年1月現在、84.000を超えるオンライン・ショップ、いわゆるウェブショップがある。オランダの実店舗は約82,000店しかないため、ウェブショップの数が初めて実店舗を上回ったことになる。
CBSによると、オランダでは2010年以降、実店舗の数が毎年減少しており、2022年までの間に約1.600店舗減少したという。
一方、ウェブショップは過去13年間で大きな成長を遂げ、2010年当初はわずか12,500店であったのが、パンデミック開始時には50,000店弱まで増加し、その後2020年と2021年に急上昇した。しかし、オンラインストアの成長率は2021年以降やや横ばいになっており、これはオランダ政府によって実施された様々なコロナウイルス規制が終了した結果と思われる。
CBSによると、オランダの72%の自治体で、2022年に入ってから実店舗の数が減少している。オンラインショップと実店舗の両方で最も人気のある種類は衣料品店である(それぞれ19.300と13.300)。スーパーマーケットや、その他の日用品や園芸用品を扱う実店舗も依然として人気がある。