アムステルダム市は4歳から11歳までの子どもたちは、7月22日から市内の公共交通機関を無料で利用できるようになると発表。この制度は、アムステルダムの公共交通会社GVBが運営するバス、トラム、メトロを対象としており、11月30日まで継続される予定。現在、公共交通機関はすでに4歳以下の子どもは無料となっている。
この試みは、市内の公共交通機関の利用を促進することが目的とされている。乗客数がまだコロナウイルス流行前のレベルに戻っていないこと、公共交通網を維持するためには、より多くの人々がトラム、メトロ、バスを利用することが大きな利益になると期待されている
7月1日からは公共交通機関の支払いシステムであるOV-chipkaartに追加する形式で、このサービスを申し込むことになる予定。なお、子供がこのサービスを利用して乗車する場合は、必ず大人の方の同伴が必要とのことである。
また公共交通機関の料金は今年、平均7.24%という大幅な値上げになる見込みであるという。料金の上昇はエネルギーコストの上昇とインフレが一因となっている。