スキポール空港、ホリデーシーズンがスタート。空港の混雑状況は順調に推移。5月の連休中は1日あたり約6万6千人の旅行者が予想される。また、繁忙期に空港駐車場が大幅に値上げされることが決定。

オランダのスキポール 空港は、5月ホリデーシーズンの準備は万全で、昨年のような問題は予想していないという。昨年は警備員や荷物係の不足により、何時間も行列ができ、多くの乗客が飛行機に乗り遅れ、何千ものスーツケースが置き去りにされた。この混乱は5月の初旬に始まり、その後もずっと空港を悩ませていた。

今年の繁忙期に先がけスキポール空港は約1000人の警備員を増員。5月のバケーション期間中、1日平均66,000人の出国者を処理できると見込んでいる。バケーション期間中の週末などのピーク日には、その数は70,000人を大きく超えることもあると予想されている。昨年は1日平均58,000人が空港を利用。コロナウイルスの流行以前は、その数は1日平均72,000人であった。

また、繁忙期に空港の駐車場が値上げされることが決定している。スキポール空港で1週間または8日間駐車すると、平均75ユーロかかる。これは2022年に比べて10ユーロ(15.5%)高い。また、週末または3日間の駐車場の料金も大幅に上昇。空港の公式駐車場の週末用駐車場の料金は、現在、平均50ユーロ程である。これは2022年と比較して17%の上昇している。

同空港は旅行者に空港まで公共交通機関で行くか、できるだけ早く駐車場を予約するようにアドバイスしている。また出発の数週間前や数日前に予約するよりも、出発の数ヶ月前に予約した方が料金は割安になるという。

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