オランダの労働組合は、オランダ自治体協会(VNG)と新しい労働協約で合意したと発表。これにより、アムステルダムを含むオランダの各都市の自治体労働者のストライキが停止された。
オランダのさまざまな自治体に雇用される労働者は、賃金の引き上げとインフレに対する自動補償を要求しストライキに突入していた。ロッテルダム、ユトレヒト、ハーグなどオランダの主要都市で労働争議が発生し、ムステルダム、デンボス、マーストリヒトで追加ストライキが発生した。
清掃員やゴミ収集員がストライキに参加する労働者の大部分を占めていたため、ストライキの影響を受けた都市ではゴミ箱がすぐに山積みになってしまった。このストライキにより、ゴミ袋がゴミ箱の横に積み上げられ、リサイクル用のゴミ箱も溢れかえっている地域もある。自治体によると、すべてのゴミを片付けるには数日かかる見通しを示した。今回のストライキは、各都市に清潔で安全で住みやすい街にとって従業員がいかに大切かを認識させることとなった。