フェルメール展が開幕。有名な「真珠の耳飾りの少女」は3月30日までの展示。

アムステルダムのライクスミュージアムでヨハネス・フェルメール(1632-1675)の初の回顧展「フェルメール」が本日から開催。この展覧会は6月4日まで開催されるが、代表作の「真珠の耳飾りの少女」は3月30日までの期間限定で展示される。

「真珠の耳飾りの少女」はオランダのハーグにあるマウリッツハイス美術館が今回の回顧展の為にアムステルダムの美術館に貸し出したが、観光シーズンが始まる前に返却を希望しており、7週間だけの期間限定の展示となった。

『「真珠の耳飾りの少女」がなければ、多くの来館者を失望させることになり、経済的な損失を意味する。』とマウリッツハイスの館長は語っており、作品の早期返還は当初から貸与の明確な条件であったことを強調した。

フェルメール展は、7カ国の14の美術館と個人コレクションから貸し出された28点の絵画で構成される大規模なものになる。ライクスミュージアムでは、これほど多くのフェルメールが一度に集まることは「前例がない」という。この展示はすでに20万枚以上のチケットが販売されており、大きな話題となっている。

チケットはRijkmuseumのホームページから予約できます。

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