オランダのパスポートがランクダウンで現在世界第5位、日本のパスポートは第1位を維持。

2023年1月に入り、ヘンリー・パスポート・インデックス(Henley Passport Index)が発表された。今年の国際ランキングでは、オランダのパスポートが4位から5位へとわずかに順位を落とした。 

ヘンリー・パスポート・インデックスは、世界中の199のパスポートを評価し、世界の227の旅行先にビザなしでアクセスできるかどうかを評価する。毎年1月に最新のランキングが発表され、海外旅行に最も適したパスポートと最も適していないパスポートが明らかとなる。 

パスポートはビザなしで旅行できる国、または旅行者が目的地に到着してからビザ、訪問許可証、電子渡航認証(ETA)を取得できる国ごとに1点ずつ加算される。一方、ビザや出国前の政府承認が必要な目的地については、そのパスポートは0点とる。

オランダは2021年の6位から2022年の4位へと順位を上げたが、今年、オランダのパスポートはわずかながらランキングを下げた。2022年と2021年のスコアと同じ188ポイントを獲得したオランダは、スウェーデンやオーストリアと同点で5位となり世界でもトップクラスを維持。この得点はオランダ国民が出発前にビザを申請することなく、世界188カ国に旅行できることを意味している。 

2023年版ヘンリー・パスポート・インデックスのパスポートランキングは以下

1.日本 (193)
2.シンガポール、韓国(192)
3.ドイツ、スペイン(190)
4.フィンランド、イタリア、ルクセンブルク(189)
5.オーストリア, デンマーク, オランダ, スウェーデン(188)
6.フランス、アイルランド、ポルトガル、英国 (187)
7.ベルギー、チェコ、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、米国(186)
8.オーストラリア, カナダ, ギリシャ, マルタ(185)
9.ハンガリー, ポーランド(184)
10.リトアニア、スロバキア(183)

一方、今年のランキングで最下位を占めたのは以下の通り。 

1.アフガニスタン (27)
2.イラク (29)
3.シリア (30)
4.パキスタン (32)
5.イエメン (34)
6.ソマリア (35)
7.パレスチナ自治区、ネパール (38)
8.北朝鮮 (40)
9.バングラデシュ、コソボ、リビア(41)
10.コンゴ、レバノン、スリランカ、スーダン(42)
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