オランダの各都市でモロッコのワールドカップ勝利を祝うサポーターの暴徒化で50人以上が逮捕される。

火曜日、カタールで開催されたワールドカップでモロッコがスペインを破った後、オランダの様々な都市で祝賀ムードから暴動に発展して警察は少なくとも57人を逮捕した。警察はアムステルダムで10人、ロッテルダムで35人、ユトレヒトで1人、ハーグで10人を、暴力行為などの犯罪で逮捕。

アムステルダム

アムステルダムの警察は10人を逮捕。1人は救急隊員に花火を投げつけたとして逮捕された。他は破壊行為や援助隊員に対する暴力行為で拘束された。

ロッテルダム

ロッテルダム警察は、花火、身分証明書の不携帯、警察への侮辱などにより、35人を逮捕。午後10時30分頃、警察は中央駅で、傍観者に花火を投げつけたとして7人を逮捕したと報告。警官1人が聴覚障害を負ったと、火曜日の夕方に警察が発表した。

ユトレヒト

火曜日にユトレヒト、ロンボック地区で祝賀者が突然警察に反抗した後、1人が逮捕された。警官達は花火や自転車で攻撃された。その後、機動隊がその集団を取り押さえたとされている。

ハーグ

ハーグでは、公共の場での暴力や重い花火の所持で10人を逮捕したと報告。街は当初、お祭りムードだったが、しばらくすると様相が変わり、サッカーサポーターが警察に花火を投げつけるなどして暴徒化していったとされている。