秋の連休中、スキポール空港は長蛇の列となることが予想されている。労働組合FNVによると、人員不足は解消されておらず、同時に土曜日から空港はより混雑するとのこと。コロナウイルスの数値が上昇しているため、現在進行中の人員不足に加えて、欠勤する職員が増える可能性もある。
FNVのキャンペーン・マネージャーであるヨースト・ファン・ドエスブルグ氏は、「長い時間待たされることになり、疲れている旅行者がたくさんいると思う。」と述べた。また、「仕事量が多いため、数ヶ月前から欠勤が非常に多くなっている。警備員は旅行者と接触することが多いので、コロナウイルスに感染するリスクが高い。」と述べている。
さらにアムステルダムを含むオランダの北部地域では、10月の学校休暇期間が土曜日に始まる。その他の地域は10月22日から1週間の休暇に入る。
FNVのキャンペーンマネージャーは、月曜日にも長蛇の列が見受けられたが、これは秋の休暇中も同じことになるという。「非常に混雑した月曜日と同様の行列が、もしかしたら数日続けて発生するかもしれません。そうなると行列に何時間も並ぶことになります。できるだけ早めに空港に行くよう、皆さんにアドバイスします。」と語った。
出発ロビーへの入場は4時間前までと決められている。しかし、秋の連休は旅行客が多く、ピーク時には行列ができることを広報担当者は確認した。混雑状況は曜日や時間帯によって異なるため、具体的な想定はしていないという。
スキポール空港によると、以前から課せられている乗客数の上限は、秋の連休中の混雑や病気による欠勤を考慮したものである。そのおかげで、行列を管理しやすい状態に保つことが可能であった。しかし国内でコロナウイルス感染が増えれば、いずれは空港でも感染者が増え、さらなる人員不足に陥る可能性がある。
大阪も対象となる可能性も。KLMオランダ航空、スキポール空港の縮小計画。
スキポール空港の警備員の3分の1以上が離職を希望。
