スキポール空港は、夏の間、警備員の人員不足による混雑に対応するため、2度にわたって軍隊に支援を要請していたことが分かった。軍隊はどちらの要請にも応じなかったという。
スキポール空港は6月と9月に軍の支援を要請している。インフラ・水管理省はこの案に反対していなかったが、治安・テロ対策国家調整官、国防省、法・治安省はこの案に同調していなかった。
「結局、軍人を派遣することは、何よりもまずスキポール空港の商業的利益にかなう。」というのが各省庁の見解であった。軍隊は前例になりかねないので、営利団体を助けるためのものではないと判断された。
そして空港の警備員確保の苦労はまだ終わっていないことが、新しい調査で分かっている。労働組合のCNVによると、スキポール空港の警備員の3分の1以上が新しい仕事を希望している。彼らは仕事量と乗客からのクレーム対応にうんざりしているのだ。
