オランダでは今後数日間、例外的に気温の高い日が続くと予想される。
月曜日と火曜日は南ヨーロッパにからの熱風が押し寄せ、その地域では長引く熱波、多くの山火事、大きな迷惑行為につながると注意喚起されている。この暑さは水曜日には落ち着きはじめ、雷雨が1回発生する可能性もあるという。この暑さはオランダを経由してドイツに向かう高気圧の影響である。さらにポルトガルの西にあった低気圧が北上している。南風から南東の風が西ヨーロッパを通過し、現在南ヨーロッパにある暑い空気を追い出していく。その過程でこの暑さはフランスを北上する見込み。
17日、日曜日は気温が上がり、過ごしやすいとされている。沿岸部では21〜23度。南部では28度、場合によっては29度まで上がることが予想されている。
18日、月曜日は最高気温に達するのは日中遅く、場合によっては夕方からとなる見込み。ワッデン諸島で約27度まで上昇し、中部では33度をピークに、南部では35度を少し上回る程度まで気温が上昇する可能性がある。
19日、火曜日はさらに気温が上がる。正午ごろには多くの場所で熱帯のような気候になる可能性がある。ワッデン諸島を含むすべての場所で30度以上の予想。局所的には40度まで上昇する可能性もある。この可能性が高いのはゼーラント州のフランダース地方、ゼーラント州南部、ノールド・ブラバント州の西部。
十分な暑さ対策が必要である。