KLMオランダ航空、8月28日まで毎日10便から20便欠航すると発表。スキポール空港は夏休みをむかえ混雑はピークに。

オランダの航空会社KLMオランダ航空は金曜日、8月28日までヨーロッパの目的地へ向かう復路便を毎日10便から20便欠航すると発表した。これは今後8週間で最大2,080便の欠航に相当する。これらの欠航は以前にキャンセルされた便にさらに追加されるものである。スキポール空港とKLMオランダ航空はともに人手不足に直面しており、空港での働くスタッフの仕事量を軽減することが目的とされている。

スキポール空港では夏休みをむかえ、一年で最も忙しくなり、チェックイン、セキュリティ、パスポートコントロールに長い行列ができることが予想されている。同空港は旅行者に対しスキポール空港のウェブサイトやアプリでフライトの旅程を確認し、フライト出発の4時間以上前に空港に来ないよう呼びかけている。

またこの数週間、空港の手荷物係の人手不足で旅行者は手荷物が現れるまで何時間も待たされることがあった。そのため、手荷物を持たずに帰る人が多く、問題が大きくなっている。何千ものスーツケース、ベビーカー、その他の荷物が空港に積み上げられ、一部は外にまで転がっているという。スキポール空港には約16,000個のスーツケースが転がっていると推定されている。