ゼーランで竜巻が発生。73歳の女性が死亡。

オランダで多くの地域が月曜日、大雨と雷雨に見舞われる中、南部のゼーランド州では月曜日の午後、竜巻が発生。6月27日午後2時半頃、風速179~218キロの竜巻がロッテルダムの南50キロにあるシュウエン・ドゥイベランド市を通過した。

この竜巻により数百棟の家屋の屋根が飛ばされ、教会の屋根にも数枚の瓦が落ちるなど甚大な被害が発生。警察の報告によると73歳の女性が屋根瓦に頭を打ち致命傷を負った。さらに8人が軽傷を負い、1人が地元の病院に運ばれて治療を受けているという。

竜巻というと北欧よりもアメリカのイメージが強いが、オランダでは通常、毎年1~3つの小規模な竜巻が発生している。

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