労働者不足で多くの店舗が営業時間を短縮

オランダでは小売業における労働者不足により多くの店舗が早めの閉店を余儀なくされているという。オランダ小売業協会(RND)とファッション、スポーツ、靴業界の業界団体であるINretailはともにこの問題を報告している。

小売業では現在、約4万件の求人があり企業は一度雇用したスタッフを維持することも困難な状況にある。この問題は、配送センターにも影響を及ぼしているという。

このため多くの中堅企業が営業時間を調整している。例えば、通常は20時閉店だが18時に閉店する店も増えているという報告もある。

また経営者は小規模な店舗を閉鎖しスタッフを「収益性の高い大規模な店舗」に送り込むことで対応しているという。またセルフレジを増やすなどの人の手間を省く技術への投資も提案されている。

オランダでは小売業における労働者不足により多くの店舗が早めの閉店を余儀なくされているという。コロナパンデミックが収束の兆しを見せる中、飲食、サービス、小売業など様々な分野で人手不足が深刻化している。

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