オランダ、空港でのマスク着用の規則が5月21日に失効か。

オランダは空港や飛行機でのフェイスマスク着用義務を来週の土曜日(5月21日)に解除する予定である報じられている。これは欧州疾病予防管理センター(ECDC)と欧州の航空監視機関であるEASAが飛行機でのマスク着用勧告を廃止することを決定したことを受けてのことである。

しかし一部の路線ではまだマスクが義務付けられる可能性があると指摘されている。目的地の国が機内でのマスク着用を義務化した場合でも、乗客はそれを守らなければならない可能性があるからである。

すでに多くの国が規則を緩和しているがオランダのはEASAの「強い勧告」を機内でのマスク着用義務として解釈しているという。航空会社は内閣がすでに公共交通機関を含む他の場所でのマスク着用規則を廃止していることからこの格差を長い間指摘していた。なぜ飛行機だけ例外なのかと。

現在の措置では空港およびオランダ発着便では引き続きフェイスマスクが義務付けられているが、ここ数週間、多くの大手航空会社がこの規則の実施を拒否しているという。

いずれにしてもオランダの空港を利用する際は念の為、マスクを携帯しておいた方が安心である。合わせて空港の混雑状況の確認も重要である。

現在、スキポール空港は、空港利用者増加に伴うスタッフ不足等により、通常に比べ、空港における各種手続きに時間がかかっており、同空港が大変混雑している旨、ホームページにて案内をしています。スキポール空港を利用の際は、同空港ホームページを確認する等して、最新の情報を入手の上、ご利用予定の飛行機に乗り遅れることの無いよう、時間に余裕を持って空港へ到着するようご留意ください。また、混雑時の空港では、幾つもの長い列ができますが、誤った列ではなく、ご自身が並ぶべき列に並んでいるかを、確認するようにしてください。

在オランダ日本国大使館
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