今朝のスキポール空港では出発ロビーに再び長い行列ができたが、空港職員によると混雑は何とかなっているとのことである。
スキポール空港の混乱を防ぐためにとった措置は現状ではうまくいっているようだ。KLMオランダ航空は今週末の往復8便をキャンセルしトランサヴィア、TUI、コレンドンはロッテルダム・ザ・ハーグ空港への出発便を合計6便移動させた。
スキポール空港では当面、屋外に仮設の屋根を設置しチェックインの際には外で待てる様に工夫している。また出発ホールの間にパーティションを設置し、乗客の動線をコントロールなどの措置をとっている。
空港の混乱は2週間前にKLMオランダ航空の手荷物係の予告なしのストライキで始まった。このため多くの便が遅延・欠航となった。スキポール空港では、「もう空港に来ないで下さい。」と呼びかけている程であった。その1週間後スキポール空港の人手不足で再び問題が発生した。空港の要請で数十便が欠航になった。
この夏のハイシーズンに同じ混乱が起きない様に同空港には様々な改善の必要がありそうだ。