30万匹のウナギの稚魚スキポール空港で税関が発見

スキポール空港の税関職員が、マレーシア人3人のスーツケースに入っていたウナギの稚魚30万匹を押収したと食品安全委員会のNVWAが11日に発表した。

ウナギの稚魚は合計105キロで同じ大型スーツケース8個に入れて輸送された。スーツケースは税関で止められ税関職員が発見した。ウナギは天然記念物で輸出は厳しい管理下にある。男2人と女1人の計3人のマレーシア人は逮捕され勾留中である。

先月、ゼーランド州のグレーフェリンゲンメア湖に、シラスウナギとも呼ばれる数百万匹のウナギの稚魚が放流されウナギの数を維持するための取り組みが行われた。スーツケースの中で見つかったウナギは、今後オランダで放流される予定。毎年EUの海岸に流れ着くヨーロッパのシラスウナギの23%がアジア、特に中国に密売されると推定されている。

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