7月1日からPostNL、小包の配達の不在伝票を廃止に

PostNLは7月1日から、不在などを理由に小包を配達できなかった場合にレターボックスにメモを残すことを止めると発表した。同社によると7月1日以降、顧客には電子メールかテキストメッセージで荷物の受け取り方法を通知する予定である。

PostNLはメモを書くのに時間が掛かることに加え、年間7万キロの紙が必要なことからこの方法に切り替える予定である。また受取人の不在率は約9%とされている。同社は昨年から電子メールとテキストメッセージへの切り替えを既に開始しており今後はこの変更について顧客に知らせるための大規模なキャンペーンを開始する予定であるという。

この切り替えにより小包が近隣に配達されなくなるわけではなく、小包の所在を伝える方法が変わるだけだとPostNLは語っている。ただし法律により同社は受取人のメールアドレス、携帯電話番号などがわからない場合はメモを残すことが義務付けられる予定である。

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