ここ何年も右肩上がりの住宅価格を続けてきたオランダの住宅市場が下落する兆候にあるという。不動産業者協会NVMの報告によると2022年1~3月の中古住宅購入者の支払額は平均で前四半期より2.1%減少。これは2019年に入ってから初めての価格の低下。それでも住宅価格はまだずっと高い水準にある。
不動産業者協会NVMによると住宅を探している人は一般的に2軒以下の選択肢から選ぶという。販売された住宅のうち79%が希望価格より高く売れている。
オランダでは住宅の需要に対しての供給が追いついていない状況にあるとされる。さらに労働力や資材の不足が新しい住宅の完成を遅らせている原因でもある様である。
第動産業者協会NVMによると今年の住宅販売価格は、平均で46万6,000ユーロで販売されたとしている。