オランダは店舗や催事などの飲食の際に使い捨てのプラスチックカップや食事の包装を使用することを禁止するとビビアン・ハイネン環境担当国務長官は国会への書簡で発表。この禁止令は2024年に発効し、それ以降は再利用可能なカップや皿が主流になる予定である。
オランダだけでも毎日、約1900万個のプラスチックカップや食品包装が使い捨てられていると推定されている。
この禁止令はレストランやフェスティバルで食事をする場合など、その場で利用する場合に適応される為、持ち帰りは対象外となる予定である。2024年からはレストラン、イベント、オフィスなどで洗えるコーヒーマグカップ、グラス、皿などが今後、主流となる見込みである。ただし医療機関だけは例外となる。
またオランダでは来年、持ち帰り用コーヒーの無料カップと無料包装の禁止も実施される予定。2023年7月より持ち帰りの注文の際にコーヒーや食品の価格に加えてプラスチック製の使い捨てカップや食品の包装に金額を支払う必要がある。