オランダは夏に向かっているので時計の調節をする時期となる。
3月27日（日）午前2時、時計が1時間進む。
オランダは1916年からサマータイムを導入しているが、そのルールは度々変更されている。1946年から1976年までは、サマータイムは導入されていなかった。1996年以降、オランダでは3月の最終週末と10月の最終週末に時計が調整されるようになった。
サマータイムの背景には人々が利用可能な日照時間をより多く活用し電気照明を節約できるようにする意図がある。しかし反対派は人々の体内時計が乱れ睡眠や集中力の問題などを引き起こすことを上回るものではないと考えている。
欧州議会は数年前、サマータイムの廃止を決議したが実施を先送り。加盟国は恒久的に夏時間にするか冬時間にするかを自分で決められるようにすべきだが欧州議会は異なる時間帯が入り乱れるのを避けたいとも考えている。この計画は当分の間、後回しにされることになった。
