オランダ、最後のコロナ規制を廃止。

オランダでコロナウイルスが発生してから2年以上が経過しその蔓延を抑制するための社会に影響を与える最後の規則が3月23日水曜日に終了する。大規模なイベントやナイトクラブに行く人はもはや事前に検査を受ける必要はない。公共交通機関ではフェイスマスクの着用が義務づけられなくなった。また自宅で仕事をするようにというアドバイスも廃止される。

他のEU諸国からオランダに入国する人はコロナウイルスのワクチン接種済み、回復証明、または陰性であることを証明する必要がなくなった。これはEUに属さないが国境を開放するシェンゲン圏に属する国にも適用。

内閣がコロナウイルス対策を緩和したのは、ここ数カ月で優勢となっているオミクロン型は通常、以前の型よりも感染者が少ないからとされている。集中治療室のコロナウイルス患者数は比較的安定しておりデルタ型が優勢だった頃よりずっと減少傾向である。

現在、最も有効な対策は症状がある人は自宅で待機し検査を受けることとされている。政府によると予防的な検査はもはや必要ないとしている。また室内の換気をよくすること、予防接種とブースト接種を受けること定期的に手を洗うこと、咳やくしゃみは手ではなくひじにすることなどが引き続き推奨される。

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